もう一泊したくなる、
北海道旅行

せっかく北海道まで来るなら、交流会の前後にもう一泊。
札幌から少し足を伸ばすと出会える、道南と道東(どうとう)の魅力をまとめました。
「日帰りできる?」「車は必要?」「1泊ならどこまで?」に加えて、検索で出やすい定番だけではない、地元に住んでいたからこそ知っている“寄り道”や季節の楽しみ方もお伝えします。

高台からのぞむ夜の函館。街の明かりと海岸線が広がる夜景

札幌から少し足を伸ばしてみたくなる

このページでは、札幌から少し遠いけれど、心に残る道南・道東の魅力をまとめました。 今回は行けなくても大丈夫。北海道には、季節を変えてまた来たくなる景色があります。

移動時間 札幌から道南・道東までの目安
旅程 日帰りでは味わいにくい、ゆっくり楽しむ北海道
地元目線 定番だけではない、道民だからこその寄り道

季節で変わる北海道

同じ場所でも、来る季節でまったく違う旅になります

五稜郭の桜、大沼の新緑、長い冬が明ける空気感。
道東の涼しさ、湿原、知床、北海道らしい広い空。
紅葉、鮭の遡上、澄んだ空気。ドライブが気持ちいい季節。
雪景色、温泉、静かな夜景。北海道の別の顔に出会えます。

まずは「距離感」を知ろう

北海道はとにかく広いです。道外の地図の感覚で「ついでに行けるかな」と思うと、 移動だけで1日終わってしまうことも。まずは札幌からの目安をつかんでおきましょう。

札幌からどれくらい?(目安)

函館
JR特急「北斗」で約3時間40分/車で約4〜5時間/飛行機(丘珠〜函館)約40分
釧路(道東の玄関)
JR特急「おおぞら」で約4時間/車で約5時間/飛行機 約45分
知床(ウトロ)
車で約6〜7時間。女満別(めまんべつ)空港を使うと近いです

※あくまで目安です。最新の時刻・料金・運休情報は、必ず各社の公式サイトでご確認ください。

  • 函館も道東も「日帰り」はかなり大変。1〜2泊の延泊がおすすめです
  • 道東は特に広いので、レンタカーがあると回りやすいです
  • 飛行機(道内便)を使うと、移動時間をぐっと短くできます

道南・道東のおすすめスポット

道南エリアと道東エリアの見どころを、カードでまとめました。 検索ですぐ出る定番は控えめにして、住んでいた人の目線で「ここを見てほしい」と思う場所を中心にしています。 下のタブで季節別にしぼりこめます。写真も、季節の画像がある場所はボタンに合わせて切り替わります。 7月に来る方は、まず「夏」を押してみてください。 各カードの「🗣️ ハリーの地元メモ」は、実際に住んでいた私だからこそのおすすめです。

季節でしぼりこむ

🏯 道南・函館エリア

山上から見渡す函館の裏夜景

城岱牧場・きじひき高原の裏夜景スポット

エリア
道南(七飯・北斗方面)
おすすめ
函館山とは反対側から、函館市街と函館山を眺める
地図
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函館山の夜景は有名ですが、地元目線でおすすめしたいのは反対側から見る“裏夜景”。街の光を少し離れた場所から眺めるので、函館らしい地形と夜の静けさをゆっくり味わえます。昼は函館平野を見渡す大パノラマ、夜は裏夜景と、時間帯で二度楽しめる場所です。

🗣️ ハリーの地元メモ:函館に住んでいたころ、観光で来た人に「函館山だけじゃなく、こっちからも見てほしい」と伝えていた場所です。冬は道路状況や閉鎖期間があるので、行く前に必ず確認してください。

大沼の湖面に映る駒ヶ岳と、紅葉した木々

大沼国定公園

エリア
函館から少し足をのばして(車・JRで約30分〜)
おすすめ
湖の散策路・カヌー・駒ヶ岳の眺め
地図
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湖と駒ヶ岳の雄大な景色。散策やカヌーで自然を満喫できます。

🗣️ ハリーの地元メモ:近くの牧場の「ミルクパーラー」で食べるソフトクリームも絶品。さらにすぐ近くには、このあと紹介する“鹿部の間欠泉”もあります。

鹿部間欠泉公園で勢いよく噴き上がる間欠泉

鹿部(しかべ)の間欠泉

エリア
函館から足をのばして(大沼の近く・鹿部町)
おすすめ
道の駅にある、10〜15分ほどおきに噴き上がる間欠泉
地図
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🗣️ ハリーの地元メモ:ガイドブックには載りにくいですが、大沼まで来たならぜひ。勢いよく噴き上がる間欠泉は迫力満点で、定番の観光地とはひと味違う体験ができます。(写真は私が実際に行ったときのもの)

函館・恵山方面の海岸にそびえる、柱状節理の大きな岸壁(ハリーさん撮影)

恵山(えさん)方面の海岸

エリア
函館の東のはずれ(恵山・椴法華/とどほっけ 方面)
おすすめ
柱状節理の岸壁、波打ち際の「水無海浜温泉」、日浦トンネル(旧道)
地図
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🗣️ ハリーの地元メモ:ここはまさに“普段は見られない景色”。海からそびえる柱状節理の岸壁は圧巻です。波打ち際にわく「水無海浜温泉」(潮が引いたときだけ入れる無料の露天)や、昔の「日浦トンネル(旧道)」など、自分で足を運ばないと出会えない穴場ばかり。北海道のスケールを体で感じたい人に、いちばんおすすめです。

🌲 道東エリア

帯広競馬場で行われるばんえい競馬の様子

帯広競馬場・ばんえい競馬

エリア
道東(帯広)
おすすめ
世界でも珍しい、ばん馬がそりを引く迫力あるレース
地図
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公式
協賛レースの案内を見る

大きなばん馬が重いそりを引いて進む、十勝ならではの競馬。観光として見るだけでも迫力があります。

🗣️ ハリーの地元メモ:ばんえい競馬は、協賛レースの名前を付けられる制度があります。公式サイトでは個人協賛は1口1万円からと案内されています。誕生日や記念旅行の記念に申し込んでみるのも面白いですよ。条件は変わる可能性があるため、申し込み前に公式情報を確認してください。

広く続く釧路湿原の風景

釧路湿原

エリア
道東(釧路)
おすすめ
展望台・カヌー・観光列車「ノロッコ号」
地図
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日本最大の湿原。地平線まで続く大自然は、まさに“ザ・北海道”です。

🗣️ ハリーの地元メモ:冬の道東では、車で走っているとタンチョウに出会うことがあります。野生動物との距離感が近いのも、北海道らしさのひとつです。

開陽台へ向かう、北海道らしいまっすぐな道・ミルクロード

ミルクロード(開陽台へ向かう道)

エリア
道東(中標津/なかしべつ)
おすすめ
開陽台へ向かう途中から始まる、北海道らしいまっすぐな道
地図
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開陽台へ向かう途中から、地平線まで続くような道と広い空を味わえるエリア。

🗣️ ハリーの地元メモ:私が住んでいたエリアです。目的地に着く前から北海道らしさを感じられるのが、この道の良さ。ここは本当におすすめです。

知床の自然が広がる風景

知床(しれとこ)

エリア
道東(ウトロ)
おすすめ
世界自然遺産。断崖を巡る観光船・知床五湖
地図
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手つかずの大自然が残る世界自然遺産。海から見る断崖や滝、知床五湖の散策が人気です。

🗣️ ハリーの地元メモ:秋の道東では、川をのぼる鮭が見られる場所があります。観光名所だけでなく、季節の自然現象そのものが北海道らしい見どころです。

阿寒湖の風景

阿寒湖(あかんこ)

エリア
道東(阿寒)
おすすめ
マリモ・アイヌ文化(アイヌコタン)・温泉
地図
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温泉街とアイヌ文化(アイヌコタン)が楽しめる湖。遊覧船でマリモにも会えます。

青く澄んだ湖面が美しい摩周湖

摩周湖・屈斜路湖

エリア
道東(弟子屈/てしかが)
おすすめ
「霧の摩周湖」の神秘的な景色
地図
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透明度の高い神秘の湖。「霧の摩周湖」で知られます。近くの屈斜路湖では、砂浜を掘ると温泉がわく“砂湯”も人気です。

冬のオホーツク海に広がる流氷と列車

オホーツク海の流氷と島影

エリア
道東(知床・網走・根室方面)
おすすめ
冬の流氷、晴れた日の海の向こうに見える島影
地図
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冬のオホーツク海側では、海を覆う流氷が見られます。道東の冬を象徴する景色のひとつです。

🗣️ ハリーの地元メモ:知床・根室方面では、晴れた日に海の向こうの島影が見えることがあります。天気次第ですが、見えた時は「道東まで来た」と感じる景色です。

十勝の牧草地と遠くに広がる山並み

帯広・十勝

エリア
道東(帯広・十勝)
おすすめ
十勝平野・日高山脈の眺め、名物の豚丼・スイーツ
地図
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広い畑と日高山脈がつくる、北海道らしい大きな景色が魅力。旅の途中で、名物の豚丼やスイーツを楽しむのもおすすめです。

💡 遠出を楽しむコツ

移動時間が長いぶん、「移動そのものを楽しむ」のがコツ。車窓やドライブの景色、 途中の道の駅やご当地グルメも旅の一部です。欲張りすぎず、行き先を2〜3か所にしぼると、 ゆったり満喫できます。

⚠ 出かける前に気をつけたいこと

レンタカー:マイナ免許証(ICカードのみ)だと借りられない会社があります。 従来のカード型免許証もあわせて持参すると安心です。
7月の道東は涼しい:朝晩や霧の日はひんやりするので、羽織るものを1枚。
運転:道東は給油できる場所が少ない区間も。早めの給油と、エゾシカの飛び出しに注意。

また来たくなる北海道

季節によって表情を変えるので、7月以外にもおすすめです

北海道は毎月、まったく違う顔を見せてくれます。同じ場所でも、秋は川をのぼる鮭(さけ)、 冬は一面の雪景色、春は長い冬が明ける空気感に出会えます。 牧場のソフトクリームは使っている牛乳で濃さが変わり、牛乳そのものも季節によって味の印象が変わります。 7月の交流会で北海道を好きになったら、ぜひ別の季節にも遊びに来て、景色も味も比べてみてください。

画像について

当ページの写真は、本人撮影の写真と、商用利用が可能なWikimedia Commons等の素材を使用しています。

  • 函館の夜景(メイン):Fumikas Sagisavas(CC0)
  • 函館の裏夜景:あめまん / ぱくたそ、ハリー・ウッター提供
  • 城岱牧場からの景色:690 Noda(CC BY 3.0)
  • きじひき高原:Ryo FUKAsawa(CC BY 2.0)
  • 大沼・駒ヶ岳:Raita Futo(CC BY 2.0)、663highland(CC BY 2.5)、掬茶(CC BY-SA 4.0)、ハリー・ウッター提供
  • 釧路湿原:ハリー・ウッター提供
  • ミルクロード周辺の道:ハリー・ウッター提供
  • 知床:ハリー・ウッター提供
  • ばんえい競馬:ハリー・ウッター提供
  • 流氷:MaedaAkihiko(CC0)
  • タンチョウ:cyberfox(CC BY 2.1 JP)
  • 鮭の遡上(網走湖):Okia(CC BY-SA 3.0)
  • 阿寒湖:ハリー・ウッター提供、pakku(CC BY 3.0)
  • 摩周湖:Miya.m(CC BY-SA 3.0)、Kpravin2(CC BY-SA 4.0)
  • 十勝の風景:ハリー・ウッター提供
  • 鹿部の間欠泉・恵山の海岸:ハリー・ウッター提供